清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

ひき逃げの 誤認逮捕が 無罪になり

今日の読売新聞によると(仙台では第13版の第34面)、ひき逃げで誤認逮捕された事件の被告人に無罪判決が出たという。

記事によると、「捜査当局は「真犯人(名前は本記事に必要ないので匿名にする)」(中略)のウソの証言を信じ込み、被告人(名前は本気時に必要ないので匿名にする)の訴えに耳を貸さなかった」そうだ。また、「取調べの際に、アリバイなどを説明しようとする被告人に、「壁に向かって話せ」と言い放った捜査員もいた」そうだ。

無罪になった被告人には大変申し訳ないのだが、この記事のようなことは十分起こりうると思った。赤の他人が誰の証言を信じるかはわからないというのは容易に想像できるし、起訴をするためにあせって恫喝的な言辞を吐くのも今の日本の捜査ではやむを得ないのは、日本の刑事司法を勉強すればわかることだからである。つまり、捜査は難しいし、焦ることがあるということである。あと、無罪の判決は私の知る限り毎年何件かあるのである(無実なのに起訴されることは十分あるのである)。

はっきり言って捜査機関のミスを無くすことは出来ない。ミスを少なくするために捜査機関側に武器を与えたり(刑事免責や盗聴対象事件の拡大など)、ミスが出ても人権が侵害されないようにすべきである(捜査のビデオ録画や自白に頼らない捜査を目指すことは必須)。