清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

言葉尻 捉えただけの 典型例

すぐ消えることで有名な(? ただし実体験)NHK NEWS WEB「立民 石垣参院議員「大事な時に体を壊す癖」などと投稿 謝罪」(2020年8月29日0時58分)

www3.nhk.or.jp

によると、

 安倍総理大臣の辞任表明をめぐって、立憲民主党の石垣のりこ参議院議員が、ツイッターに「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」などと投稿したことに批判が相次ぎ、その後、石垣氏は、配慮が足りなかったとして謝罪しました。

  ―NHK NEWS WEB「立民 石垣参院議員「大事な時に体を壊す癖」などと投稿 謝罪」

 という。NHKの記事には全文が掲げられているが、あえて上記部分を引用にした。なお、読売新聞2020年8月30日統合版13版4面「立民・石垣氏 ツイート謝罪 「首相は大事なときに体 壊す器」も一読してほしいが、読売新聞の記事では以下に挙げる石垣のり子さんのツイートの全文を掲載していない。

 

それでは、石垣のりこさんのツイートの全文を。

 総理といえども「働く人」。健康を理由とした辞職は当然の権利。回復をお祈り致します。
が、「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」を総理総裁に担ぎ続けてきた自民党の「選任責任」は厳しく問われるべきです。その責任を問い政治空白を生じさせないためにも早期の国会開会を求めます

 

https://twitter.com/norinotes/status/1299238780834988035

(2020年8月28日15時53分)

 

これは、「自民党の「選任責任」は厳しく問われるべきです。その責任を問い政治空白を生じさせないためにも早期の国会開会を求めます」(石垣のりこさんの2020年8月28日15時53分のツイート)ということが主旨であり、それをハズした否定的評価は読解力がないとの非難は免れない。

 

急病になった人に上記の石垣さんのツイートのような言動をする人は問題だが、安倍晋三内閣総理大臣は、第1次政権の時も同様の理由で辞めているので、言われてもしょうがないし、「『選任責任』」(石垣のり子さんの2020年8月28日15時53分のツイート)もわかるのである。

 

もちろん、自らの体調を考慮して潔く辞職した安倍晋三さんは立派である(皮肉ではない)。しかし、新型コロナウイルス対策をしなければいけない重要な時の辞任なわけだから、本人、ならびに内閣総理大臣指名選挙(筆者の造語)において安倍晋三さんに投票した人は否定的に評価されても仕方ないだろう。

 

ということで、今回の石垣のりこさんのツイートの件は、それこそ言葉尻を捕らえた、単なる揚げ足取りにすぎず、安倍晋三さんに投票した人の責任は問われるし、速やかに臨時国会を開くべきだ、としかならない。