清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

真似よりも 盗んだが似合う K-POP(2)

勝手ながら筆者は、音楽ナタリーの「大人の沼 ~私たちがハマるK-POP~」という連載にハマっている。ブログアップ時点での最新号は「Vol.4 前編 アイドルからヒップホップまで、オカモトレイジが選んだ10曲(前編) 鍵を握るのは“電圧”?ハマらずにいられないK-POPの魅力」である(2020年10月23日17時。以下①)

natalie.mu

 

以下、引用しつつ、検討する。

 

 電圧の高さが生む、決定的なサウンドの違い(①。1ページ)

 

「電圧」というのは全く気が付かなかった。加えて「『湿度が低い』」(①。1ページ。土岐麻子さんの発言)のも大きいらしい。正直ノーチェックで、(プロらしい観点だなぁ)と勝手に思ってしまった。

 

 レイジ 「今人気のK-POPアイドル男子50選」「女子50選」とかを検索して片っ端から全部聴いて、DJするときもかけるようになって。DJではきれいにつながなきゃいけないから、曲の構成やイントロを覚えようと真剣に聴くんですよ。それで体の中に入れていった感じですね。(①。1ページ)

 

曲の探し方の参考になるだろう。筆者の場合はTWICEやBLACKPINKという単語でYouTubeの検索窓に打ち込んで色々聴き、後はYouTubeにおまかせ、というのが最初だが、上記のオカモトレイジさんの探し方も参考になろう。そういう意味であえて引用した。

 

記事のクライマックスは、オカモトレイジさんが「今日のために選曲してきてくれたおすすめプレイリスト」(①。1ページ。土岐麻子さんの発言)である。後編はおそらく後日アップされるが、前編では5曲、Apple Musicとリンクさせて取り上げている。

 

その中で注目したのは、3YEの"OOMM(Out of My Mind)”と、BLACKPINKの"WHISTLE"の紹介である。どちらも元ネタがあるんだって。

 

まずは3YEの"OOMM(Out of My Mind)”(2019年9月17日にYouTubeにアップ。後述)。元ネタは、2020年のグラミー賞の主要4部門を独占した(AWARD WATCHグラミー賞2020」(2020年10月24日アクセス)参照。

http://xn--qck0e3a7e272rw29a14yc.com/prediction/2020.php )、Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)さんの"bad guy"(2019年3月30日にYouTubeにアップ)なんだって。以下に2曲の動画を時系列順に貼っておく。

www.youtube.com

www.youtube.com

 

①の土岐さんとオカモトさんの会話を引用してみよう。

レイジ 3YEで「サード・アイ」って読みます。このグループに関しては自分も知識はないんですけど、もう、とにかく聴いてください。完全に「bad guy」(ビリー・アイリッシュ)のパクリなんですよ。

 (略)

土岐 ……ああ、特にサビの前が、これはもう(笑)。

レイジ このパクり方、すごくないですか? ただそれだけで入れたんですけど(笑)。パクり方が面白いっていうのは、K-POPを楽しむ1つの要素ではあると思うんですよ。

予め断っておくが、土岐さんであれオカモトさんであれ、パクりが悪いと言っているわけではない(オカモトさんの「パクり方が面白いっていうのは、K-POPを楽しむ1つの要素ではあると思うんですよ」(①)が根拠)。ただ、筆者の聴力では、どうパクっているのか、そしてそれが面白いのかがさっぱりわからなかった。筆者のイメージでは、「パクる」というのはMusicのほうだが、それはわからなかった。参考までにWord(歌詞)のリンクも貼っておくが、アップ時点で詳しく検討していないので、筆者は判断保留とする。

 

"bud guy"の歌詞は、ユニバーサルミュージックのサイトから。

https://www.universal-music.co.jp/billie-eilish/news/2019-11-25/

"OOMM(Out of My Mind)"の英訳は、

https://genius.com/Genius-english-translations-3ye-oomm-out-of-my-mind-english-translation-lyrics から。ただし"OOMM(Out of My Mind)"のほうは正しいかわからないのであくまで参考。

 

続いて、

 土岐 それでいくと次の、BLACKPINK「WHISTLE」も。オマージュというか……。

(略)

レイジ ジュエルズ・サンタナ「There It Go (The Whistle Song)」のね。タイトルもですけど、リズムの感じも口笛のフレーズも、全部まんま。

土岐 「BLACKPINKでこの曲が一番好き」ってレイジくんにLINEしたら、「元ネタ知ってます?」って教えてくれて。ジュエルズ・サンタナのほうを聴いてみたら「え、ここから持ってくるの?」ってびっくり(笑)。これをBLACKPINKにやらせようと思うことがすごいよね。これ、「オマージュです」って公言してるのかな?

(略)

レイジ いや、してない。俺はもともとジュエルズ・サンタナが好きだったから普通に気付いただけなんです。でもちゃんといい曲にアップデートできていて、ダサくないんですよね。電圧高いから。

土岐 電圧のおかげ?(笑) でも、リスペクトを感じる昇華になってるよね。(以上①の2ページ目)

 動画は、2009年10月6日にアップされた"Juelz Santana - There It Go (The Whistle Song)"は

www.youtube.com

、2016年8月8日にアップされたBLACKIPNK"WHISTLE"の方は

www.youtube.com

。"WHISTLE"は口笛の意味だから、似るのは仕方ない(悪いと言っているわけではないし、意図的にパクったとしても悪いわけではないが)。筆者の個人的見解としては、"OOMM(Out of My MInd)"よりわかりやすかった。

 

筆者は「真似よりも 盗んだが似合う K-POP

kiyotaka-since1974.hatenablog.com

で書いたが、"OOMM(Out of My MInd)"であれ"WHISTLE"であれ、うまく盗んで偉大な作品になったとしておこう。"WHISTLE"についてはK-POPのファンならだれも否定しないだろうが、"OOMM(Out of My MInd)"については筆者の身びいき。筆者のブログにおいて「3YE」で検索した結果を挙げて本文を終わりとする。

3YE の検索結果 - 清高の ニュースの感想 令和版