清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

スウェーデン コロナ対策 失敗か

以前筆者は、①東洋経済オンラインが2020年7月19日5時35分にアップした「コロナ禍「経済優先」したスウェーデンの悲惨 死亡率が増え、経済も近隣国同様の状況に」

toyokeizai.net

を興味深く拝読した。

 

天下の(?)ニューヨークタイムズの記事である。だから正しいというわけでもないが、それなりの記事とみていた。ただ、日本の他のメディアで取り上げられた印象がない(ので、取り上げられたならば、情報を求めます)。

 

そのスウェーデン、国王まで、コロナウイルス対策の失敗を認めたという。各種報道があるが、②産経NEWS「「私たちは失敗した」スウェーデン国王が新型コロナ対策批判」(2020年12月18日7時)を取り上げる。

www.sankei.com

 

まず①によると、

 スウェーデン政府は国民の良識を信じ、行動規制をほとんど加えなかった。レストラン、ジム、店舗、観光施設の営業は許可され、大半の学校が休校措置をとらなかった。デンマークノルウェーはこれとは対照的に厳格なロックダウンを選択。大人数の集まりを禁止し、店やレストランも休業させた。

 という。

 

次に②によると、

 スウェーデン政府はウイルスとの長期戦で国民を疲弊させないとの考えから、外出制限や店舗の営業停止など、厳しい措置を見送ってきた。マスク着用も義務化していない。

 という。

 

また①には「「本当に何のメリットもなかった」と語るのは、アメリカのワシントンDCに本部を置くピーターソン国際経済研究所のジェイコブ・カークガード上級研究員だ」とあり、②には「米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、人口約1000万人のスウェーデンで17日時点の累計感染者数は約35万7000人。死者数は7800人を超えており、人口当たりでは近隣の北欧諸国の4~10倍に上る」とある。つまり、スウェーデン流の厳しい措置の見送りは、複数の人によって新型コロナウイルス対策としてはまずいということが認定されつつある(と筆者はみる)。

 

①の記事は2020年7月19日の記事。今日まで、日本は厳しい措置をとるための法整備をしたというのは寡聞にして聞かない。何をやっていたのだろう?年末年始に差し掛かるが、今からでも議論した方がいいと思う。