朝日新聞デジタル『台湾で「最後の元慰安婦」が死去 唯一の生存者だった92歳女性』(2023年5月23日19時46分)をまずはご覧ください。
92歳だということは、1945年(第2次世界大戦が終わった年)当時、14、5歳だから、かなり若くして慰安婦にされたということである。
実は、慰安婦には、こういうことがあったのである。それは、SYNODOS「『慰安婦問題』の基礎知識Q&A」(2013年5月27日)
にあるように、「日本政府は『婦人・児童の売買禁止に関する国際条約』を批准するに際して、植民地を適用外とした」からである。
大日本帝国は、1919年のパリ講和会議において人種差別撤廃案を出したそうだが*1、その一方でこういう恥ずべきことをしていたとは。
このように、慰安婦問題というのは、いろいろな意味で恥ずべき問題であるから、日本人はよく勉強し、謝罪の心を持つべきであろう。