清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

政党の イメージと違う 言動だ

 今日は紙の読売新聞の宮城版に興味深い記事が載っていた。タイトルのみ*1

 

*2"パートナー制度仙台市内にも 当事者らの声配慮".

 

②"学テ「毎年必要?」知事が問題提起".

 

 ①と②は、宮城県に来てもらって探すしかないかもしれないが、それが不親切なのは承知。というわけで、ウェブでも読める記事を。

 

 ①' 東北放送. "仙台市 同性カップルを公的に認める「パートナーシップ制度 」年度内→年内導入へ 政令指定都市で最後".TBS NEWS DIG.2024-10-09.

newsdig.tbs.co.jp

,(参照2024-10-10).

 

 ②' "全国学力テストは「本当に毎年やる必要があるのか」…宮城県知事が問題提起、都道府県の順位に疑問".読売新聞オンライン.2024-10-10.

www.yomiuri.co.jp

,(参照2024-10-10).

 

 まず①'。タイトルの通りで「政令指定都市では最後」がポイント。「市議会の了承を経て」とあるので、行政の仕事のようである。仙台市長は、民進党所属*3衆議院議員だった郡和子。しかし、パートナーシップ制度の導入に関しては、政令指定都市最下位。自由民主党に比べて相対的にリベラルとされる民進党衆議院議員だったわりにはがっかりする話である。

 

 次は②'。筆者が注目したところを引用してみよう。

 全国知事会長の村井(嘉浩(よしひろ)。筆者補足)宮城県知事は9日の定例記者会見で、文部科学省が小学6年と中学3年を対象に毎年実施する全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)について、「本当に毎年やる必要があるのか。都道府県の順位を出すことに果たしてどれだけ意味があるのか」と述べ、実施方式を見直すべきだとの考えを示した。…略…

 

 見直すべき理由としては、「十把一からげに学力が低いと言われても対策を取れない。労力とお金をかけて毎年やらなくても、学力レベルを見るだけなら数年に1回やれば傾向は見える」と指摘。その上で「国を少しずつでも動かしていくのが我々自治体の責務ではないか」と強調した。

 

 そもそも、小学校時代や中学校時代の学力をチェックする意味がわからない筆者だが、「『対策を取れない』」のであれば、たしかにやっても意味がないかもしれない。ただ、「『数年に1回やれば傾向は見える』」かはわからないが、全数の必要はない*4。毎年やるとされた学力テストの見直しを提言した村井嘉浩は勇気がある。

 

 相対的にリベラルとされる民進党出身の郡和子仙台市政がリベラルな政策を採用するのが遅く、自由民主党に近い*5村井嘉浩宮城県知事が自由民主党政権が推進してきた全国学力テストに異を唱えるのは面白かった。

*1:読売新聞オンラインで検索したが、見つからなかったので。

*2:筆者が便宜上つけた数字であり、読売新聞宮城版にはついていない。

*3:国民民主党が直系にも拘らず、立憲民主党の方が勢力が大きいのは皆さんご存じの通り。"民進党".ウィキペディア.を参照(参照2024-10-10)。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E9%80%B2%E5%85%9A

*4:全数だと対策ができてしまうから。なお、私立学校など、不参加の学校もあるから、完全な全数調査でもない。

*5:宮城県議時代は自由民主党会派に所属していた。"村井嘉浩".ウィキペディア.

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%BA%95%E5%98%89%E6%B5%A9

,(参照2024-10-10).