奈良県で起こった女児わいせつ目的誘拐・殺人事件の小林薫被告人に対する判決が今日、奈良地方裁判所であり、裁判所は被告人に死刑を言渡した。
たしかに、私が被害者ならば、被告人を死刑にして欲しいし、もしそうしないのならば殺してやりたいと思うだろう(書くだけなら簡単だが)。その意味から死刑判決は良かったといえるだろう。
ところで、今日午前7時のNHKラジオニュースによると、戦後被害者が1人で死刑が確定した事件は9件あり、それらはゞ盗殺人事件で、かつ過去に殺人事件の前科がある事例なのだそうだ(うろ覚えで正確性に自信がありません。正確な知識をお持ちの方、ぜひ、コメントならびにトラックバックをお願いします)。このことからすると、今回の事件で死刑にするのは、突出して重い気もする。裁く、または裁かれる側から見たら、不平等とも言える。
ただ、今回の事件では、被告人はおそらく反省の情を示していなかったので、死刑判決が出たのだと思う。