今日の読売新聞朝刊(東京本社版第13版33面(仙台では))によると、井戸敏三兵庫県知事が26日の記者会見で、全国の自治体で職員の飲酒運転を原則免職とする動きが広がっていることについて、「飲酒運転はいけないが一律免職にするのはいきすぎている」「自損や物損事故まで免職では、他の懲戒処分とのバランスを欠く」「(今後、基準を見直した場合でも、)事故の状況に応じた基準を検討している」と語り、飲酒運転の厳罰化に疑問を呈した。
このあと、「交通死被害者の会」が「飲酒運転に対する社会の目が厳しくなる中で、危機感に欠けた発言だ」として兵庫県知事の発言を批判した発言を載せている。
たしかに、自損や物損が免職で重すぎるかは疑問があるし、「交通死被害者の会」の声明のように危機感に欠けていると言えなくもない。しかし、私はこの発言を評価したい。というのは、.泪好瓮妊アを含めた飲酒運転キャンペーン(これ自体は評価している)の中で異論を言うのは勇気がいるし、▲丱薀鵐拘恭个僕イ譴身言だと思うからである(普通の人のコメントにはこれがない。なんでも厳罰に処せばよいというのはある意味無責任な発言だ)。