清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

年代で 明暗分かれた 体力が―「文部科学省平成17年度体力・運動能力調査の結果」の報道に接して

文部科学省平成17年度体力・運動能力調査」によると(文部科学省のホームページで2006年10月9日現在まだ公表されていない。テレビなどのニュースでもやっているのだから、インターネットでもすぐに公開してほしい)、

1 小中高生の体力が落ちているという。たとえば、(1)「持久走」の平均タイムは、12~17歳の男女のすべての年代で20年前より大幅に低下。男子(1500メートル)で18~24秒、女子(1000メートル)で17~27秒遅くなった。年齢別では、男女ともに16歳が最も悪化している。(2)持久力と生活習慣との関係について「20メートルシャトルラン」(往復持久走)の結果を探ると、「朝食を毎日食べる」層の折り返し回数は、男女とも年齢を問わずに「毎日食べない」層よりも高かった。テレビやテレビゲームの1日の視聴時間が「3時間未満」の層は、「3時間以上」と比べて高かった。(3)ソフトボール投げでは男子が二九・八メートル、女子が一七・八メートルと(20年前より―筆者注)四・二-二・七メートル下回った。
*(1)、(2)はSankei Web参照(http://www.sankei.co.jp/news/061008/sha026.htm)
*(3)は中国新聞スポットニュース参照(http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200610080273.html

2 その一方で、中高年の運動能力は上がっているという(持久力は除く)。すなわち、「各種目を点数化し、合計したところ、男性は二十歳以上のすべての年代で七年前を上回った。運動する人の割合が高かった六十五-六十九歳は伸び率も高く、平均点が二・七七点上がり四○・四六点(六○点満点)。女性も四十歳代以上は七年前を上回った。特に反復横跳びは、男性の四十-四十四歳が四七・五三回など五十九歳までの層で、女性は四十五-四十九、五十五-五十九歳で、いずれも過去最高だった」という。
*2は中国新聞スポットニュース参照(http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200610080273.html

3 誰でもわかることなのだろうが、あえて私見を披露すると、

(1)この調査結果が出た原因については以下の2点が考えられる。。すなわち〇匐,梁領呂落ちているのは、やはり社会が便利になったせいで動かなくなったり(車、TV、ネット)、生活の夜型化(1(2)の結果から)が進んだりというのが原因だろう。△修琉貶?如中高年の運動能力が上がっているのは、(ア)今までの蓄積、(イ)成人病予防のために運動をする必要があることが喧伝されたせいで、運動に対する意識が高まっている、ということが考えられる。

(2)小中高生の体力低下を防ぐには、すべての人に運動させなければならないということになろう。その方法としては、∥琉蕕亮?箸鯀?笋后↓運動部、または地域のスポーツクラブのどちらかに所属させる、小さいころから普段の(たまにキャンプに行くというのは不可)外遊びをさせる、などが考えられるが、どれも難しいのは容易にわかるだろう(いちいち理由は書かない)。

(3)調査項目が妥当かどうかは別途検討する必要がある。たとえば、ソフトボール投げの能力が落ちても、それが何のデメリットをもたらすのかよくわからない(調査とは関係ないが、近視は環境の適応だとする説がある)。