清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

月刊より 週刊読みたい 文春は

今日は(11月)1日、水曜日。1日といえば、『月刊現代』(講談社)、『諸君!』(文藝春秋)、『第三文明』(第三文明社)の発売日。今週は金曜日が文化の日で祝日だから、木曜日発売の『週刊文春』(文藝春秋)、『週刊新潮』(新潮社)の広告が今日載る。雑誌の広告が好きな私はどうしてもそれらを注目してしまう。というわけで、広告を見た限りで感想を加えてみたい。

まず、あらかじめ断っておくと、今日は、『月刊現代』、『第三文明』、『週刊新潮』の広告に見るべきものがなかったので、省略する。

今日興味を持ったのは、『週刊文春』と、『諸君!』である。

週刊文春』で興味深かったのは、第1に、「孫正義 「ケータイ¥0」は いつものペテン」である。YAHOO!ソフトバンクなので書きにくいのだけれど、以前ヤフーBBフォン無料キャンペーンに問題があることをこの雑誌がすっぱ抜いていたが(ウソデタラメだと信じたいが、私が街中の勧誘を見た限りでは、その当時の週刊文春の記事は根拠がありそうだと思った。こんなことなら、街中の勧誘はやめて、家電量販店だけで勧誘をやればよかったのに)、今回はその続編みたいなものだろう。

第2に、「学校から子どもを守れ!」である。記事は楽しみだが、題名はいかがなものか。学校の敵視が本当に適当かは考えるべきだろう。

『諸君!』で興味深かったのは、第1に、佐藤愛子さんの「国を愛してどこが悪い」。悪くない。しかし、教育で教え込むべきかは議論の余地があろう。

第2に、「「教育再生」やるなら、この手しかない」。

(1)まず、本当に「文科省日教組」の言いなりにやったからこうなった」のか?何の知識もない人の言うことを聞けばよいのか?

(2)「働く親の背中を見せればニートはいなくなる」かどうかは不明。そもそも胸を張って「働く親の背中を見せ」られる会社はあるのか。サービス残業、過労も見せろというのか。その結果「こんなに働くことがつらいのならやめよう」と思う人が出てくるのではないか。

(3)「中高社会科に「近現代史」を新設せよ」。個人的には賛成だが、そういうことを避けていたのは自由民主党の政治家や文部科学省ではないのか(加害体験を教えると日本に誇りが持てないとして)?

第3に、「あな恐ろしやフェミニズム」内の「専業主婦やニートでもパラサイトでもありません」。たしかに専業主婦はニートでもパラサイトでもないだろう(どちらの定義も既婚者は含まないから)。しかし、そもそも、ニートやパラサイトは悪いのか?こんな問題意識だから自殺者が多いのではないか。すなわち、人間として生きることそれ自体を肯定しない文化だから自殺者が多いのではないか。

このように、『週刊文春』は興味深い記事があるが、『諸君!』は噴飯物の見出しが多いから、期待できない。