清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

久しぶり 死刑執行 行われ

asahi.com(http://www.asahi.com/national/update/1225/TKY200612250144.html)によると、法務省が今日4人の死刑を執行したそうだ。

記事をさらに読み進めていくと、「就任3カ月足らずの長勢法相が執行命令書に署名した背景には、執行されていない死刑確定囚が100人近くに上る現状で、「今年の執行数をゼロにすることは絶対に避けたい」という法務官僚の強い意志があった」のだそうだ。また、「法務省幹部は「100人を超えれば死刑制度の根幹が疑われることになる」と危機感を持っていた」そうだ。

しかし、とっくの昔に死刑制度の根幹など無くなっている。\鏝紕慣錙別氾帖∈眦沈遏⊂昌魁島田)の死刑確定事件が再審で無罪になっている(名張毒ぶどう酒事件も高裁段階で再審請求を認めた。もっとも、異議申し立てが成されており、結論が変わる可能性がある)ので、誤判はあると言わざるを得ないし、中嶋博之さんが明らかにしたように(『罪と罰 だが償いはどこに』新潮社)、死刑にするより徹底的に働かせて償わせるほうが合理的とも言えるし(私はこのことには全面的に賛成はしない)、2坦下圓死刑になっても被害者にお金がでるわけではないからである。

これを機に、死刑制度の見直しを検討すべきだ(というより、いつでもいいから速やかに死刑廃止にすべきだ)。