今日の読売新聞朝刊1面(仙台では)によると、安倍晋三内閣総理大臣が掲げる「美しい国」についてイメージが湧かないとの批判を受けて、「日本の真髄100選」、「美しい国コンクール」など、7項目のプロジェクトを発足させるそうだ。
これに関しての感想は以下のとおり。
,泙此△海離屮蹈阿瞭票圓粒Г気鵝安倍晋三著『美しい国へ』(文春新書)をよく読んでほしい。私が読んだ限りでは、一番大事なのは日本人の精神性で、自由を謳歌するのではなく、抑制の効いた精神を取り戻すべきだ、ということである(これがいいかどうかは各自考えていただきたい)。環境を大事にするとか、林業の再生などは書かれていない(これらのほうが「美しい国」作りには大事だと思うが)。
◆嵌?靴す顱廚剖饌療イメージが湧かないからといて、国民にアイデアを募るのは、「美しい国」自体が空疎であるということなのではないか。
コンクールをやったり、アドバイザー会議を設置したり、「美しい国」をテーマにした対話集会をやるのにどれくらいお金がかかるんだ。そんなことに使うお金があったら、財政再建に使ったり、社会保障などの財源にまわしたり、もっと有効なことにお金を使うべきだ。