清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

レコ大の どこが悪いか 教えたる

月刊現代2月号を見ると、「氷川きよしになぜオバさんは狂うのか―演歌の貴公子、いよいよレコード大賞へ(実際獲得)」という記事があった。それでレコード大賞についてまとめたくなったので、古いが、今まとめる。

1 日本レコード大賞は、アメリカのグラミー賞を参考にして作られた賞だが、アメリカのグラミー賞が大衆の支持より芸術性を重視する建前なのに対し、日本レコード大賞は芸術性に偏することなく大衆の支持を加味する建前である。これでは、グラミー賞は曲が評価されているので名誉だと思うが、日本レコード大賞は大衆の支持を得たに過ぎず曲が評価されたとは言いがたいので価値に疑問が生じるのは当然だろう(大衆が音楽を知らないというわけではないが、芸術かどうかわからないのではうれしくないだろう)。

2 レコード大賞はその年の曲ではなく、その年のヒット曲などが選出されるので(たとえば、2002年金賞の夏川りみ涙そうそう」は2001年3月23日発売の曲である。右記の「日本レコード大賞の歴史」のページから2001年と2002年をクリック。http://www.jacompa.or.jp/rekishi/s1959.htm)、
わざわざ毎年やることもないだろうと思ってしまう。それに関連して、レコード大賞の金賞のノミネートには結構売れている曲が多いとか、たくさん売れている曲が入っていないとか、エイベックスの曲が多い(個人的には、エイベックスグループの人が作る曲は心にフィットしない。たぶん音楽をたくさん聴く人やプロにとっては芸術性の高い名曲のように聴こえるのだろう)とか、とにかく大衆の支持なのか、芸術性なのかよくわからない選考になっているのもよくない。

3 新人がレコード大賞や最優秀歌唱賞を取らないのも不思議。新人賞は廃止すべきだ。

4 以前はジャンル別の賞だったが、これを復活させるのも悪くないのではないか。演歌が好きな人は演歌、ポップスが好きな人はポップスを注目するのは当然だから。ごちゃ混ぜにして大賞を1つに絞る必要はないだろう。

5 去年に関しては、アシスタントの人選もどうか。蛯原友里さんはさておき、押切もえさんはどうだったか(ゾーンディフェンスの件で、彼女を見るとあまり勉強していないという推測をしてしまう(右記参照。http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/17846853.html )。
今度TVに出るときには、ぜひ知識の豊富なところを披露して挽回してほしい)。

5はさておき、1から4は、レコード大賞が生き残るかはさておき(知らない曲が大賞をとってもつまらないと言われるかもしれないから)、レコード大賞の格を上げるには絶対に改善しなければならないと思うが、いかがであろうか。