清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

選挙制度に 正しいものなど ありゃせんよ

今日の読売新聞朝刊国際面9頁(仙台では)によると、イタリアのマッシモ・ダレーマ副首相兼外相が、イタリアが小選挙区から比例代表制に変更したのは誤りで、小党分立状態にピリオドを打つため大政党を結成したいという考えを示した、という。

たしかに、小選挙区制より比例代表制のほうが小党乱立は招きやすかろう(もっとも、これを実証した学者を私は知らないが)。でも、小党乱立が悪いのかも疑問である。

小党乱立というのは、それだけ有権者にとっては選択肢が広いことも意味するからである。一方、政党が少なくなればなるほど選択肢がなくなるのは皆さん経験済みだろう(労働者の利益を代弁する政党が今の日本にありますか?)。どちらがいいとか悪いとか言うことはないのではないだろうか。

ホンネは、ダレーマさん個人が強大な権力を握りたいということだけなのだろう。