今日の読売新聞１面、３頁（仙台では）によると，日本航空が経営再建のために人件費を年間５００億円圧縮するために、人員を４，３００人削減すると言う。
日本航空は、旧日本エアシステムと経営統合して出来た会社なので、労働組合が乱立している（今日の読売新聞の記事だと８つある。以前は９つあったと記憶しているので、１つ減ったみたい）。また、交通事業の場合ストライキの効果が大きいので、結構労働組合が強いらしい。となると、人員削減を掲げても本当にうまくいくかは未知数だ。
また、仮にうまくいったとしても、人員削減により、お客様に対して安全運行を提供できるかも未知数である。路線が減ることによる利用者の不便も予想される（もっとも、これは空港をたくさん作った国土交通省にも責任はあろうが）。
ところで、私のブログではバスケットボールを取り上げることが多いが、ここでも取り上げてみると、日本航空には「ＪＡＬラビッツ」というＷリーグ所属の女子バスケットボールチームがある（他にもチームはあるかもしれないが、調べていません。興味のある方はお調べください）。このチームは存続するのだろうか。もし存続しないとなると、またも企業スポーツの撤退となってしまう。日本の企業スポーツの改革は不可欠だ。
