清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

逃げ得を 許さなかったは いいけれど

今日の読売新聞朝刊社会面30頁(仙台では)によると、静岡県浜松市で起きた強盗殺人事件のブラジル人被疑者が祖国に帰っている事件について、ブラジルミナスジェライス州検察当局がその被疑者を強盗殺人罪などで起訴するとともに、身柄を拘束したそうだ。

被疑者を起訴したり、身柄を拘束したりしたのは大変結構なことだ。ブラジル当局、ならびに日本国政府の活躍には敬意を表したい。ただ、同紙面によると、ブラジルの国内法では強盗殺人罪は禁固20年から30年だそうで、日本の刑法第240条(強盗致死罪(強盗殺人も含む)の法定刑は死刑または無期懲役)よりかなり軽い(本当は、ブラジルでも殺人罪は別に認定するのではないかと思うが、資料がないのでなんともいえない)。身柄引き渡しについては憲法問題や刑事司法の問題もあってやむを得ないと思うが、強盗殺人罪の最高刑が禁固30年というのは少し軽い気がするが、いかがであろうか(もっとも、重くしろという趣旨ではない)。