清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

栄養費 本当に良くない ものなのか

中日スポーツのサイトによると(http://chuspo.chunichi.co.jp/00/baseball/20070310/spon____baseball000.shtml
西武ライオンズのスカウトが、アマチュア選手2人に対し「栄養費」の名目で金銭を渡したという。

一般論として言うと(ルールなどを考慮しないで言うと)、野球という特殊技術を持っている選手がほしいために、有力選手に金銭を与えること自体は、企業活動の自由もあり、特に咎められるべきではないと思う。

しかし、プロ野球の世界では、スカウト活動でアマチュアの選手や監督らへの利益供与を一切禁止するというプロ「倫理行動宣言」があるそうだ。これがないと、金がない球団が選手を獲得することが難しくなり、ひいてはプロ野球がつまらなくなるからなのだろう。そういう観点からすると、今回の西武ライオンズの行為は許しがたい。

もっとも、現行のドラフト制度、すなわち、逆指名を(現在は1名で、希望入団枠という。右記のウィキペディア参照。http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%88%E4%BC%9A%E8%AD%B0&oldid=10628513
許している制度であれば、このような行為をしたくなるのもわかる(恩を売っておけば、指名してもらえる)。だから、完全ウェーバー制、すなわち、奇数順位の場合はオールスター勝利リーグの再開から順に指名し、偶数順位の場合は逆に指名(オールスター敗戦リーグの優勝チームから指名)の導入は考えられる。もっとも、その場合でも、指名拒否のために金銭授受は起こりうるが、現在よりはましになろう(プロに入るのが1年遅れるリスクを回避するだろうから)。