清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

実刑を 喰らっちゃったよ ホリエモン

ライブドアの虚偽の風説の流布、ならびに粉飾決算の事件で、元代表取締役堀江貴文被告人に対する判決が今日あり、懲役2年6月の実刑判決が出た。

このことに関しては特にないが(予想通りだから)、注目したのは次の点。すなわち、「堀江被告が「中心的な役割を担った」」が、「ただ、ライブドアマーケティングの架空売上げを除く犯行については「宮内(被告)からの提案を受けてこれを了承するにとどまった」として、「検察が主張するように被告人が最高責任者として主導したとまでは認められない」と指摘した」点(「堀江被告が」以下は、右記のasahi.com参照。 http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200703160055.html)。

本件で問題となっていることのひとつは、検察側証人となっている宮内亮治・元取締役と、堀江被告人の主張のどちらに信頼性があるかということだが、どちらも言い逃れをしているので、100%の信用が置けないと裁判所は判断したのだろう。

投資家にとっては、この事件は損害賠償請求に弾みがつくという意味でいい判決だと思う。一方、普通の人にとっては、この事件より、むしろ今後のライブドアのほうに興味があろう。ホリエモンがいちばんの商品だったライブドアが、どう変わるか、また、なくなってしまうのかは要注目だろう。