３月２１日に、大和証券杯特別対局「渡辺明竜王VSボナンザ」が行われ、１１２手で後手の渡辺竜王が勝った（詳細は大和證券杯ネット将棋公式ホームページ。http://www.daiwashogi.net/）。
早速会員登録し、棋譜を見たが、序盤の駒組みが良く（振り飛車で４枚の穴熊を作るのは容易なことではない）、その後優勢になったが、悪手を指してしまい、それに乗じた竜王が勝ったという印象を持った。
コンピュータがこんなに強いのでびっくりした。今後の更なる棋力向上が期待できる。
ところで、これだけコンピュータとの将棋で盛り上がるのだから、１つの棋戦でいいから、コンピュータにも参加資格を与えることはできないだろうか、将棋連盟サン（竜王戦で何期か前にオープン参加が認められたが、公式の場所でのコンピュータとの対局が禁止されているのが現状で、今回はその例外）。人間同士の争いはそれはそれで魅力的なはずだし、将棋をどこまで解明できるかという試みに多大な貢献をするからである。
