清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

本日の 読売新聞 ちょっと待て(2)

3月18日もこの題だが(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/29917575.html)、
関連性はありません。でも、レギュラーコーナーにしようかな(私が主に読んでいるから餌食(?)になってしまった。読売新聞さん、申し訳ありません)。

冗談はさておき、今日の読売新聞にも、どうも腑に落ちないところが2点あった。以下に論ずる(なお、ページは東京本社版、かつ仙台を基準とするので、異なる場合があります)。

1、まずは30ページ、商況欄下の将棋の観戦記。佐藤康光棋聖棋王中原誠永世十段と対局している)と、「ある棋士」が女性の四段(日本将棋連盟の正規社員。女流四段とは違う)の可能性に言及したあとに、「が、新法人準備委員会のメンバーはそれまで待てなかった」というところ。記者が反対するのは自由だが、なぜ「待てなかった」のかはきちんと把握すべきだろう。女性の四段がいない現状では、女流棋士という制度を作らないと女性が棋士を目指すのは難しい。また女流棋士も普及に貢献している。それなのに、待遇が悪いのであれば(右記のスポーツ報知のサイト参照。http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20061125-OHT1T00096.htm)、
独立したいというのは自然だろう。その程度のことは考慮して文章を書いてほしいものだ。もっとも、私は、独立した女流棋士が棋戦(日本将棋連盟主催の「竜王戦」などの公式戦も含め)に参加できればそれでよいと思っている。

2、次は(といっても、最後だが)仙台圏35頁の「浅野前知事 都知事選落選」のところ。浅野氏の支持者の中には、(中略)性差を否定するジェンダーフリー論者」とあるが、ジェンダーフリーというのは、「性差を否定する」のではなく、「(生物学的(主に肉体的)性差ではなく)文化的・社会的性差(らしさ)を否定する」ものである。過激なことを書いているようだが、要はその性であるがゆえの不利益をなくそうとするものだ。だから、正確な記事を書くはずの新聞の定義が不正確であるということを指摘しておく。

もっとも、ウィキペディアで調べたところ(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC&oldid=11821230)、
私のような単純な理解でいいかどうか自信がなくなってきた。みなさんもジェンダーフリー、ならびにフェミニズムについて勉強されたらいかがでしょうか。