今日から読売巨人軍はスカイマークスタジアム、京セラドーム大阪で広島東洋カープとの３連戦（ちなみに、今日から３日間は本拠地の東京ドームでの予定はない。右記の東京ドームシティの公式サイト参照。http://www.tokyo-dome.co.jp/cgi-bin/schedule/User/dome/schedule-dome.cgi）。
時間は飛んで、５月１９日と２０日は東京ドームでオリックスバファローズと西武ライオンズの２連戦（オリックスｖｓ西武につき上記のサイトの別ページ参照。http://www.tokyo-dome.co.jp/cgi-bin/schedule/User/ham/schedule-ham.cgi）。
どこで試合をやろうがその球団の自由だとは思う。しかし、読売が近畿圏で試合をやり、オリックスが東京ドームで試合をやることに意味はあるのだろうか。
（１）カードで見ると、巨人ｖｓ広島を近畿圏で見られるというのは価値があるかもしれない。一方、オリックスｖｓ西武を東京ドームでやる価値はほぼゼロだ（文句があるならグッドウィルドームへ行こう）。しかし、巨人の本拠地である首都圏のファンにとっては裏切られたのではないだろうか（滝鼻さんが、巨人は首都圏密着を目指すということを言っていたのを新聞で見たことがあるのだが、あれはウソ？）。
（２）金銭的な面で見ると、スカイマークも京セラドームも東京ドームよりはお客さんは入らないはずなので（スカイマーク３５，０００人、京セラドーム大阪３６，４７７人、東京ドーム４６，３１４人。野球ＳＮＳの球場情報のページ参照。http://baseballsns.jp/stadium/）、
遠征費がかからないだけ東京ドームでやったほうが得なはずである。一方、オリックスが突如首都圏でやっても東京ドームを満員にできるとも思えない。
企業の論理からすれば新規顧客を開拓するのは結構なことだ。しかし、これが、スポーツビジネスとしていいかどうかは疑問である（プロ野球が今まで人気があった理由の１つはフランチャイズ制だったからのはずで（関西出身の知人で野球好きはみんなタイガースファン）、他競技はそれがなかった（Ｊリーグとバスケットボールは除く））。
