今日の読売新聞経済面9頁(仙台では)によると、アデランスの買収防衛策が定時株主総会で承認されたそうだ。これにより、スティール・パートナーズ・ジャパンの買収が難しくなりそうだ。
アデランスとは直接関係ないので(髪もフサフサ)、スティール社に買収されようがアデランスが防衛しようがどちらでもいいのだが、それにしても株主はいつからこんなに強くなったのだろう。
株式会社ができた当時(イギリスの東インド会社が起源という)は、たぶん経営者(詳しくはよくわからないが)が強かっただろうに。それが今では、経済的利益が主目的(それ自体は悪いことではなく、当然)の株主が会社の帰趨を決めるまでに強くなるとは。
と書いたが、私は、経済史や株式会社の歴史をよく知らない。だから、この記事の内容でいちばん自慢できるのは、タイトル(ハゲとアデランスに注目)だというのだから情けない。長山靖生さんではないが、「不勉強が身にしみる」。