白鵬関が横綱になった。これはめでたいことである。相撲も国際化していますなぁ。
私個人としては、横綱の国籍などどうでもいいのだが、一般の相撲ファンにとっては、日本人横綱が待望されるのだろう。
現在の幕内力士では、稀勢の里関がいちばん近いのだろうか（琴光喜関は少し大関になるのに時間がかかっているし、個人的に期待していた（朝青龍関と互角の勝負をする数少ない力士）栃東関も引退してしまった）。でも、まだ時間がかかりそうだな。
そもそも、相撲力士になるということは、日本人にとってポジティブなことなのだろうか。何かの本で読んだが、日本の相撲は、（小さいころからの相撲エリートはあまり多くなく）柔道経験者のとりわけ体が大きい人が入門するのだそうだ。柔道が悪いわけではないが、力士育成の段階でポジティブなところがないと、有望な人が入らないのではないか。モンゴルなどの外国人力士が活躍する原因の一つは、意外にこのようなところにあるのではないだろうか。
日本の相撲復活のためには、自分が、ならびに息子さんにどうしても力士になりたい、またはなってもらいたいという熱意がないと難しいのかもしれない。色々書いたが、日本の相撲復活のために私ができることはあまりないようだ。申し訳ない。
