今日の読売新聞朝刊社会面38頁(仙台では)によると、加藤紘一議員の実家が放火された事件の第1審判決が山形地方裁判所であり、被告人に懲役8年が言い渡されたという。
それはいいとして、気になったのは、加藤紘一さんのコメント。いわく、
「靖国神社を参拝し、英霊の御霊(みたま)に頭(こうべ)を垂れることに反対する者は、日本にはいない。問題なのは、そこにA級戦犯を合祀していいか、首相が参拝していいかだ。」
「問題なのは」以下はその通りだが、本当に「靖国神社を参拝し、英霊の御霊に頭を垂れることに反対する者は、日本にはいない」のか(ついでに言うと、私は反対しないが)?もしいたら、「非国民」だと言うのだろうか(参考までに、「靖国合祀イヤです訴訟」のサイトをご覧ください。http://www.geocities.jp/yasukuni_no/)
実家を焼かれたことには心から同情申し上げるが、だからといって考えの異なるものを非国民であるかのようなことを言っていいのだろうか。鞭を打つようで悪いが、政治家なのだからもっと慎重な発言を望みたいと思い、あえて指摘した。