清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

国旗国歌で 敗訴するのは やむないか

「国旗国歌(強制) 違憲判決 出ちゃったよ 」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/20307221.html
、「国旗国歌で 処分をしたって いいんだよ(?) 」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/28785232.html
とは多少観点を変えて、学校現場での日の丸・君が代についてまた論じて見ます。お付き合いのほどを。

中日新聞のサイト(http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007062001000534.html
によると、
(以下、中日新聞のサイトをまとめた)
「卒業式の君が代斉唱時に起立しなかったことを理由に、定年後の再雇用通知を取り消したのは違法として、都立高校の元教員10人が再雇用される立場にあることの確認や慰謝料などを都に求めた訴訟の判決で、東京地裁は20日、「(起立を求める校長の職務命令は)命令が精神活動に影響を与えることは否定できないが、職務の公共性に由来する合理的な制約として許容される」、「(合格取り消しは裁量権の乱用という原告の主張について)上司の命令に反しており、勤務成績の評価を低下させた。取り消しは不合理ではない」として、原告の請求を棄却した」
そうだ。

判決に対する不満は、上記の私のブログの2つの記事から読み取れると思うが、2つの記事を書いたあとに考えたことを書いてみたい。

1、(1)私は、昨年、バレーボールの世界選手権を観に行ったが、国歌斉唱のときは移動ができないなど、国旗国歌に敬意を表するというのは、もしかしたら国際慣習かもしれないな、と思った(スポーツの世界戦に行ったのは2004年の女子バスケットボールのアジア選手権(兼五輪予選)以来2度目なので、軽々に判断はできないが)。

(2)その会場で、私はいたずら半分で国歌斉唱のときに座ってみようかなと思ったが、しなかった。もし仮に誰かがしていたら会場のボランティアの方はどうしたのかな。

(3)国歌斉唱のときには、会場に割れんばかりの「君が代」が響いた、と書きたいところだが、残念ながらほとんど聞こえなかった(お客さんのほとんどが歌わなかったと思う。私は歌ったが)。後日、サッカーの国際試合をTVで見たが、そのときも外国の選手の方は歌っていないように見えた。これらのことからすると、国歌斉唱はそんなに重要なのか考えてしまう。

2、「国旗国歌で 処分をしたって いいんだよ(?) 」で取り上げた事例に比べて、今回のほうが合憲とされる可能性は高いな、と思った。というのは、伴奏拒否の場合は代わりの手段がいくらでもある(テープ、別の教員が弾く、など)ので処分の必要性が小さいと思われるのに対し、起立拒否(斉唱については1、(3)のように重要とは考えないので、処分がいいかは疑問)の場合は、式典に及ぼす影響が大きい(1、(2)とは逆に、先生が起立しないと生徒が起立を躊躇するかもしれない)ので、処分の必要性が大きいと思われるからである。