清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

分析が 全然違うぞ 青少年白書

1、中日新聞のサイト(http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007062901000157.html
によると、

。横娃娃掲版「青少年の現状と施策」(青少年白書)において、ニートやフリーターが依然高水準が続いている現状を踏まえ「社会的自立が困難な若者が多い状況は社会全体にとっても健全とは言えない」と問題視し、

⊆禺圓僚⊃状況に関し、03年3月の新卒者の3年以内の離職率について調べたところ、依然7・5・3現象(中卒の7割、高卒の5割、大卒の3割が離職する現象)が続いており、職業観を身に付けて主体的に進路を選択する能力を育てる「キャリア教育」強化の必要性を強調している、という。

2、しかし、どちらも、分析自体がお話にならない。

(1)まず、,砲弔い董△燭靴に健全ではない。しかし、(ア)フリーターが多いということは、結局は企業側がアルバイト・パートとして雇っていることが問題である、(イ)ニートが多いということは、就職も進学も職業訓練も魅力がないといえる、(ウ)以上のように、健全でないことについての責任を負うのは、企業や社会の側といえよう。

なお、蛇足を言うと、フリーターやニートの概念自体も問題だ。フリーターという概念を作ることによって、非正規雇用の問題があいまいになっているし、ニートという概念を作ることによって、本来は失業者のはずの者がバッシングの対象になったからだ(もっとも、最近はまともな議論がなされるようになりつつあるが)。

(2)次に△世、(ア)そもそも雇用条件はどうなのだろうか(すべて期間の定めのない(民法第627条)契約なのだろうか。有期雇用ならば離職率が高くなるのは当然ではないか)。(イ)仮にすべて期間の定めのない契約として、離職するということは、(本人の問題ももちろんあるが、それよりも)やめてしまうほどその企業に魅力がないのが問題ではないのか。(ウ)それを職業観やら、「キャリア教育」やらの問題にするのは、筋違いではないのか。

3、青少年白書も見ていないのにここまで言うのはなんだが、都合のよいことばかり書いていないで、もっと現実を見ろ!と言いたい。