清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

学力テスト 見直し当然 すべきだよ

少し古い話になるが(この話に気づいたのは、7月14日付読売新聞の投書欄「気流」において、元校長が学校を批判したから。それについては後述)、東京都の足立区のある小学校で、区が行った学力テストの際に、指差しやら障害児の除外やらの不正行為が行われたという。

上記の元校長は、障害児の除外について、その学校の対応を批判されていたが(元校長は仕事を一生懸命されたので許せなかったのだろう)、その批判は正当ではなく、東京新聞が書いているように、「競争原理の導入が不正の背景にある」ので、その学校を批判するよりは、その政策(学力テスト、ならびにそれに伴う予算配分)を採用した足立区長(ではなく、足立区教育委員会でした。お詫びして訂正します。下記)が批判されるべきだろう。なぜなら、テストの成績が予算に影響するならば、間違った部分の指差しや、(テストがうまく受けられない)障害児を除外することは、平均点を上げるのに容易に考え得る手段であり、動機付けとしても理にかなっているからである。

それにしても、学校ごとに競わせることに意味があるのだろうか。勉強するのは子供だし(いくら優秀な先生でも担当の生徒全員に100点をとらせるのは問題をよほど簡単にしない限り難しいだろう)、本当に大事なのは、子供が基礎知識を身につけることのはずだからである(そのために学校同士で競わせる必要はない。本題と関係ないがあえて一言すると、絶対評価で合格点に到達しない子供を留年させる方策は否定できない。もっとも、採用するかは別だが)。

学力テストの成績を予算に反映させる政策を採用した足立区長さん(ではなく、足立区教育委員会の皆さんでした。お詫びして訂正します。下記)、さっさと辞任しなさい!また、このような政策を全国的に採用しようとしている安倍晋三さん、政策を白紙に戻しなさい!

参考サイト
東京新聞http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007070802030557.html
日本経済新聞http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070708AT1G0701Z07072007.html

(訂正)
どうも、「学力テストの成績を予算に反映させる政策を採用した」のは、「足立区長さん」ではなく、足立区教育委員会だそうです。ちなみに、足立区長さんは、学力テストの成績に応じて予算配分する制度の見直しに言及しております(右記の朝日新聞のサイト参照。http://www.asahi.com/life/update/0711/TKY200707100482.html?ref=goo?C=S)。
重ねてお詫びして訂正します。