週刊新潮(2007年4月12日号)に続き、今日発売の『週刊金曜日』7月27日号にも、(女流棋士独立問題に関する)米長邦雄日本将棋連盟会長の批判記事が載っていた(詳細は右記の『週刊金曜日』のサイト参照。http://www.kinyobi.co.jp/KTools/mokuji_pt?v=vol664)。
その是非はさておき、プロの将棋について何点か。
1.本当は、男女同一の立場にすればよいと思う。肉体をぶつけ合うわけではないので、男女差はないと思われるからである。ただ、現在の棋戦のルールでは、女性の名人(女流名人ではない)は出てこないだろう。というのは、順位戦は持ち時間6時間で、終了が翌日の1時になるのはザラだし(合理性はわからないが、以前は女性の深夜の残業は禁止されていた)、名人戦も終わるのが遅いからである(だいたい2日目の午後10時ごろに終わるのが多いと記憶する)。本当に女性がプロ(女流プロではない)としてやることについてチャンスを与えるならば、1日制は持ち時間4時間、2日制は持ち時間8時間を限界とすべきである。
2.日本女子プロ将棋協会(http://joshi-shogi.com/)の最大の課題は、棋士養成と免状だろう。囲碁の関西棋院のようになれば成功か。
*なお、私のブログのこの記事もご参照のこと。
「主催紙と 将棋連盟 敵視する」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/30640494.html)