清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

辛坊さんと 古館さんは やめるべき

光市母子殺害事件についての報道は、私の見た限り、どれも被告人や弁護人の立場を無視して、被害者の方の立場に立った報道である。これは困ったことだ。そりゃ私だって、被告人や弁護団の言い分に腹は立ちますよ。でも、だからといって、正確な情報も伝えないで罵倒するのはどうかしているのではないか。

とりわけひどいと思ったのは、読売テレビ日本テレビに出演されている辛坊治郎読売テレビアナウンサーと、報道ステーションの古館伊知郎さん(もっとも、すべてのニュースを見たわけではないので、もっとひどいのもあろう)。

辛坊さんは、今日の日本テレビ「ズームイン!!SUPER」において、被告人の弁護団が思想闘争しているという趣旨のことを語った。仮にそうだとしても、それで被告人の(被害者の、ではない!)の利益や権利が害されたというのだろうか(TVで見た限りでは、思想闘争の証拠もない。ついでに言うと、本件では、死刑存置論者の弁護士が担当しても、この弁護団と同様の弁護をする可能性がある)。

古館さんは、今週の火曜日と木曜日の「報道ステーション」で、弁護団批判をされていたが、弁護団が被告人の裁判を利用している(昨日の放送で言っていた。ついでに言うと、「弄んでいる」とも表現した)という証拠を提示していない。

被告人が自己弁護するのはしょうがないし、弁護団が被告人の利益を守るためにあらゆることをするのもしょうがないだろう(この事件では、殺意や強姦目的を否定すること、ならびに、精神年齢が幼いという主張をすること。たとえば、昨日の鑑定証人、野田正彰さんと共謀してウソの証言をさせた(これはいけない)というのなら別だが)。それを罵倒してなんになるのか。

話を戻すと、真実を伝えたり、的確な解説をすることに興味がなく、ただ大衆に迎合し、またそれに乗っかって感情や偏見を語る辛坊さん、古館さん、キャスターを辞められたらいかがか。また、他のキャスターやコメンテーターの方も、身に覚えがあれば、言われなくてもやめられたらいかがか。