スティール・パートナーズ・ジャパンがブルドックソース株式会社による買収防衛策の発動を差し止めることを求めた仮処分申請の決着がついた。すなわち、最高裁判所第2小法廷は、ブルドックソース株式会社の防衛策を適法と認め、スティール・パートナーズ側の仮処分申請を認めなかった(今日の読売新聞1面、8頁、9頁を参照。サイトはこちら。http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20070808mh11.htm)。
決め手は、株主総会の特別決議(8割を超える支持があった)と、スティール・パートナーズ・ジャパン側に経済的利益があるということなのだろう。
ただ、これならTOBは成立しないわけで、防衛策の発動は過剰防衛とするNBonline「明らかに過剰防衛、慎むべき」(http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20070803/131682/)
の見解に魅力を感じる。
あと、株主を選ぼうとするなら、株式など公開しなければいいじゃん、とも思うし。
私がネットで探した、参考に値すると思われるサイトを掲げるので(既に掲げたものは除く)、読者の皆様も参照しつつ、考えられてはいかがか。
・朝日新聞のサイト(http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200708080061.html)
・FujiSankei Business i. 2007/8/8(http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200708080011a.nwc)
・nikkei BPnet「ブルドックの株主が得たものとは」(http://www.nikkeibp.co.jp/news/biz07q3/541956/)