毎年恒例の、日テレ「24時間テレビ」。間寛平さんが最初だったか、24時間マラソンも毎年恒例。ついでに言うと、翌日のドキュメントも、「スーパーテレビ 情報最前線」時代からの恒例。
今年は、野球のクラブチーム・茨城ゴールデンゴールズ監督の萩本欽一さん(元コント55号より、現在の活動を優先させた)が、いつもより短めの(最近は100キロマラソンが主流。年齢を考慮したのだろう)70キロマラソンを見事完走した(詳細は右記の中日スポーツのサイト。http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2007082002042351.html)。
まずは、萩本さんのご完走を祝します。
しかし、私は、この24時間マラソンは嫌いである。以下、理由を述べる。
第1に、失礼を承知で言えば、素人さんが走るのを見て何が楽しいのだろう。私はやるつもりはないが、もし私が100キロマラソン(24時間テレビでなくても)をしたら、皆さん、応援、感動してくれますよね(まさか!もっとも、トップの人が走るのだけが感動に値するという趣旨ではない)。
第2に、映像の圧倒性もあるのだろうが、応援や感動を押し付けられているようでイヤだ。ゴール前のシーンで、「負けないで」(ZARDの)を何回も聞かされて「応援しろ!」「感動しろ!」とそそのかされるようなのがイヤだ。
第3に、万全を期しているのだろうが、もし万が一のことがあったらどうするのだろう。距離も長いし、その上最近は暑い。見ていると、こちらが気の毒になってしまう。
まぁ、見なければよいと言われれば元も子もないが、このイベントは打ち切りも含め、検討すべきだと個人的には思う。