週刊朝日の9月28日号は、安倍晋三内閣総理大臣に対する非難轟々の内容だった。
特に私が注目したのが、p26からの早野透さんのコラム。
内容はそれなりのものだったが(私は安倍晋三さんを支持していなかったので)、以下の文章ですべてが台無しになってしまった。すなわち、
「突然、登校拒否の子どものように、いざ仕事というときに放り出してしまった」(週刊朝日2007年9月28日号p26)
早野さんは、新聞社に勤めていたにもかかわらず、登校拒否のことを全くわかっていなかったといえる。本来、登校拒否は悪いことではないのに(教育を受ければいいのであって、学校に行く行かないは二の次!。但し、学校に行かないことを勧めるものではありません)、登校拒否というだけで周囲の視線が不当に厳しくなるという状況を全く認識していなかったのか(私の知人によると、兄弟姉妹みな登校拒否であると中傷する人もいるという)。おまけに、それをネガティブな例えに使うなど、言語道断!
このように、登校拒否をネガティブな例えに用いた早野さんは、物書きとして、また、人間として失格といわざるを得ない。まぁ、せいぜい、二度と文章を書かないことですな。