清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

社保庁の 職員叩きは パフォーマンス

2007年9月30日の讀賣新聞朝刊政治面4頁(仙台では)によると、年金保険料の窓口払いが廃止されるという。

この政策は悪くない。コスト削減にはいいだろう(好き好んで社会保険事務所に行く人はあまりいないだろうし(全体の1.7%だという)、職員の手間も省けそうだ。ただ、職員に説明を求めたついでに払いたい人もあろう)。しかし、気になるのは、舛添要一厚生労働大臣のコメント。「社保庁は信頼ならない」

その通りだろうが、わざわざ角を立てることを言うことはないだろう。こういうことを言うと、政策の粛々たる実行というより、単なるパフォーマンスに聞こえてしまう(俺は官僚と戦ってるんだぞ!ワッハッハ)。

また、社会保険庁の職員が不正するのは、それを防ぐしくみを作らなかった自由民主党の議員さんにも責任があるはずなのに、それもコロッと忘れてしまったようだ。

われわれ(少なくとも私)が望んでいるのは、妥当な政策の実行であって、自己満足のパフォーマンスではない。舛添さんの反省を促したい(とはいえ、あまりにも不正が多いことには私も呆れているが)。