清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

教育の 特集やるから 見てくれよ(2)

「教育の 特集やるから 見てくれよ(1)」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/37432648.html
もついでに見てほしいと思い、TBにしました。

昨日、全国学力・学習状況調査の結果が公表された。この件について、今日の讀賣新聞朝刊が詳しく書いている。それに則って、ツッコミを入れてみたい。

1.相変わらず、応用・記述は苦手なのだそうだ。昔から言われていることなのに(それとも、昔は、「応用・記述は高得点」だったのだろうか。43年ぶりの学力試験だからわからないことも多い)、ちっとも改善されていないようだ。これを機に何らかの改善が必要なのだろう。でも、応用・記述が基本的知識より良ければ、「基本的知識がなってない」とでも書くのだろう。

2.1面によると、「就学援助を受けている児童生徒の割合の高い学校のほうが、低い学校より平均正答率が低い傾向が見られた」というのもどうということはない。収入のある親の子どものほうが勉強に金をかけやすいことぐらい容易に想像がつく。

3.社説に「「競争の激化」「学校の序列化」の批判を恐れるあまり、多くの自治体が過剰なほど結果公表に慎重になっていることだ。
 このため、自校の平均正答率などを全国や都道府県単位のデータと比べるのがせいぜいで、自校のある市区町村や、県内他地域のデータなどとの違いは検証できない学校も出てくる。これでは全国津々浦々きめ細かい調査をしたい実が薄れないか。保護者の関心も強いだろう」と書かれている。批判は正当だし、「自校の平均正答率などを全国や都道府県単位のデータと比べるのがせいぜい」で特に不都合があるわけでもないし(わざわざ「自校のある市区町村など」と比較する必要もあるのか)、保護者の関心は自分の子どもにだけ向ければよい(どこの学校でも、自分の子どもができることが一番大事では?)ので、この社説は意味がない。

4.14面と15面について、心の余裕があったり、決まりを守ったりなど(これだけでは本当は足りない。おかしいと思った決まりを変えることとセットでなければならない)の規範意識が高かったり、朝食を毎日食べる(夜勤をしなければならない親御さんにとって酷だろう。教育のためにも、深夜労働の制限(割増賃金のみならず、原則禁止まで踏み込むべきだ)は検討すべきだ)などの規則正しい生活をしている児童生徒の正答率が高いということも、予想されたことで、特にどうということはない。