清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

農業は 競争力が 大事なの?

今日の讀賣新聞経済面に、小規模農家補助拡大の件について、「競争力強化に遅れも」という題の解説が載っていた。

農業をどの規模にするのがいいかについては、私はよくわからない(一時期は株式会社の参入は反対だったが、いい食べ物が安く供給できれば、参入も悪くないと今は考えている。もっとも、採算をとった場合に、質が悪くならないかは、今でも不安だが)。だから、小規模農家補助拡大についての私見の披露は保留する。

しかし、そもそも、農業で大事なことって、「競争力強化」なのか。これが大事でないと言うつもりはない。しかし、一番大事なのは、競争力ではなく、安定供給ではないか。そうだとすれば、単に安いだけでもダメだし、一定数農家に生き残ってもらわなければダメなのではないか。とすると、補助金は、ある程度出さないとダメかもしれないと(よくわからないながらも)思う。

もっとも、スティグリッツ教授みたいに、先進国の補助金発展途上国にとって脅威だという説もある(文脈は異なる。すなわち、補助金が出ることによって、廉価で農産物を供給できるということらしい。本の名前は今は思い出せない)から、補助金の問題は難しい。