中日新聞のサイト(http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007120301000308.html)
によると、ベネズエラでチャベス大統領の無制限再選を可能にする憲法改正案が、国民投票で否定されたという。
アメリカのせいで経済的苦境に陥り(『悪夢のサイクル―ネオリベラリズム循環』(内橋克人 文藝春秋)参照)、それを救うとされるチャベスでも、独裁者を目指そうというそぶりを見せたら、すかさずそれを否定するあたり、ベネズエラ国民は賢明な選択をしたと、外から見て思う(中に入れば別の感情を持つかもしれないが)。
こうなると、チャベスが次なる手段に訴えることを警戒しなければならないが、このような選択をする国民ならば、乗り越えられるだろう。