清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

ニッポンの がんは右翼と 新高輪

今日の讀賣新聞朝刊1面によると、日本教職員組合日教組)が開催する教育研究全国集会(教研集会)のうち、全体集会を中止することに決めたという。

上記の讀賣新聞によると、事件の経過は以下の通り。

〆鯒の5月に、日教組は、会場に予定していた、「グランドプリンスホテル新高輪」(以下、ホテルと表記)と宴会場使用契約を締結。

同年11月、ホテル側が一方的に契約を解除。

F鋗義搬Δ、契約解除の無効を求める仮処分を申請し、地裁、高裁、とも、日教組の主張を認めた(このことから、契約内容にそもそも解除権があったり、日教組側の債務不履行があったりしたという事実は推測できない。民法第540条、第541条参照)。

い修譴砲發かわらず、ホテル側は日教組の教研集会の開催を拒否。

ゥ曠謄訛Δ、日教組が使用する予定だった宴会場に、別の予約を入れた。

ホテル側としては、「街宣車などが押し掛ける「警備上の理由」」などを理由にあげたという。しかし、それならば、最初から断った方がマシだったのではないか。一度契約を締結しておいて、一方的に断るのでは、裁判所を説得できないし、お客様からも信用はされまい。

なお、上記の新聞では、憲法の集会の自由(第21条)の問題を指摘していたが、公共施設ではないので(仙台市金剛山歌劇団の事例とは違う。この事例では、本件より使用を認めなければならないだろう)、関係ないのではないか。

どうも、日本のがんは、右翼(街宣車でがなりたてられるのは迷惑だ。もう少し静かにやってほしい。そうすれば、要らぬ揉め事が少なくなるだろう)と「グランドプリンスホテル新高輪」のようだ。読者の皆様は、「グランドプリンスホテル新高輪」にだけは泊まらないでいただきたい(他にいいホテルはいっぱいありますから(と書いたが、東京のホテルはほとんど知らない)。

ただ、圧力に屈する形となった日教組もどうかなと思う。不当な圧力に屈しないということを身をもって示すことも、大事な教育だからである。