清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

英米は やはり格差に 不満なし

読売新聞と、英国BBCが共同で世論調査をした(以下、右記のページから引用。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080207-OYT1T00610.htm?from=main1)。

(引用開始)
経済的な格差に不満を感じる人は、日本では83%に達し、サミット(主要国首脳会議)参加8か国ではイタリアの84%に次ぐ高い数値だった。調査を行った34か国の中でも4番目に高く、格差問題の広がりに、国民が不満を募らせていることがわかった。

 経済的格差について、調査では「国民の間に豊かさが十分に公平に行き渡っていると思うか」と聞いた。日本では「全く公平ではない」が33%で、「あまり公平ではない」を合わせると83%が不満を感じていた。34か国の不満を感じる割合の平均は64%で、日本の83%は、これを大きく上回った。

 不満を感じる人が最も多かったのは韓国の86%で、イタリアとポルトガルの84%に日本が続いた。主要国ではフランス78%、英国56%、米国52%などだった。
(引用終了)

まず、日本や韓国が不満を感じる人が多いのは、やはり、アメリカ流の新自由主義の影響が大きいのだろうか。

一方、英国と米国は、過半数とはいえ、34カ国の平均より不満を感じる割合が低かった。やはり、英米には、格差を容認する考えがあるのだろうか(正社員の解雇されやすさも同文脈で語れるのではないかと個人的には思う(『日本のニート・世界のフリーター』(白川一郎 中公新書ラクレ)p38参照)。正社員を出したのは、独立してがんばった人が高いリターンを得るのが当然だという考えが根強いと思ったから)。

ところで、カナダの割合が低かったのは(サミット諸国中最下位の34%)なぜだろう。経済がうまく行っているのか、それとも英米より格差容認の思想が強いのか。