清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

暴力団員 被害者ならば 保護されず?

YOMIURI ONLINEの右記のページ(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080222-OYT1T00602.htm
によると、福島県で起こった暴力団員2名を被害者とした強盗殺人事件において、主犯の暴力団員についての量刑が分かれたという。すなわち、3人は無期懲役が妥当(「破棄しなければ著しく正義に反するとまでは言えない」)、2人は無期懲役が不当(死刑の心証があるとおもわれる)という風に分かれたという。

3人の意見は、一般市民に影響を及ぼさず、暴力団内部の関係と捉えた(仙台高等裁判所の判決を支持した)ようだが、,燭泙燭洌貳婿毀韻鉾鏗下圓出なかっただけだ(場所もあろうが)、∨塾話聴?被害者ならば一般市民より保護されなくていいという理由が明らかでない、K塾話槌蛤瓩紡个靴討慮靴靴せ兩がない(もっとも、法の下の平等憲法第14条)は意識しなければならないが)、ぃ何融Τ欧掘△まけに拳銃を用いた悪質な事例である、以上4点から、死刑がある現行法上の判断としては、破棄すべきとした2人の少数意見のほうが妥当だと感じた。

なお、才口千晴裁判官の「死刑と無期懲役との量刑基準を可能な限り明確にする必要がある」という付言について一言すれば、∥乎屬鯀按鵑箸垢襪函△燭箸┐弌∧数人の被害者がある場合に死刑にする、などが考えられるが、反対も多かろう。おそらく、現行のいわゆる永山基準で具体的妥当性を図るしかないのだろう。△靴し、いろいろな基準が書かれており、恣意的と批判される可能性もある。死刑廃止ができるとすれば、酌量すべきものがある(刑法第66条)例外的な場合のみ減刑すればよく、無期懲役で一本化できて(浜井浩一芹沢一也『犯罪不安社会』(光文社新書)の第4章(浜井論文)によれば、現行の無期懲役は、限りなく終身刑化しており、不都合はない)、基準が明確になろう。