清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

ニッポンの がんは右翼と 新高輪(3)

今日の讀賣新聞朝刊社会面38頁(仙台では)、ならびに、YOMIURI ONLINEの右記のページ(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080226-OYT1T00585.htm?from=main1
によると、グランドプリンスホテル新高輪の親会社の西武ホールディングス(以下、西武と略記)は、日本教職員組合(以下、日教組と略記)に宴会場を使わせなかった件について会見を行なったが、謝罪はなかったそうだ。

謝罪をしないのは結構だが、言っていることはおかしい。以下、上記の記事を引用しつつ論じてみたい。

西武側は、「「司法判断は重く受け止めなくてはならない」としながら、「集会を開催すれば約7000人の受験生に迷惑がかかる」などと主張し」、さらに、「東京高裁が1月30日、教研集会の全体集会の会場使用を認める決定を出したにもかかわらず、従わなかった理由について「開催していたら、系列ホテルを含め約1万人の宿泊客や約2万5000人の近隣住民に迷惑をかけ、付近の幹線道路でも渋滞が起きた」と説明」しているが、集会を開催するから迷惑がかかるのではなくて、仮に右翼が来た場合、右翼が迷惑をかけるのだから、日教組の責任ではない。

また、西武側は、「「予約の段階で警備の説明が不十分だった」と日教組を非難しているが、これはお互いの主観の問題だから、判断はしかねる。ただ、日教組が周辺施設を破壊しているわけではなさそうだから、この言い訳も通らないのではないか(日教組の不十分さを嘆くより、日にちが迫っていても(右記の「日教組様に対する対応についての記者会見におけるご説明文」(http://www.princehotels.co.jp/kouhou/pdf/20080226kumiai.pdf
によると、東京高裁の決定は1月30日、開催予定日は2月2日)、西武側が警察と相談すべきなのではないか)。

一方、グランドプリンスホテル新高輪が教研集会の参加者190室分の宿泊予約を解約したことについて、西武側は、「お客様の安全安心の確保のため両方解約した」と述べたが、「宿泊者が違法行為又は風紀を乱す行為をするおそれがあると認められる」(旅館業法第5条第2号)ほど先生ってひどい人種なのか?みなと保健所の言うように「宿泊を受け入れたとしても、混乱を招くことにはならない」のが普通だろう(なお、東京新聞のサイトの右記のページ(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008022702090810.html
によれば、西武側は、「集会の宴会場と一体としての利用であり、一体としてお断りした。先方から異議はなく、民法上の合意に基づく解除だ」、「宿泊約款に、解約できる理由として「ホテルが過度の負担を求められる場合」との一項がある」と主張しているが、宿泊だけの利用も可能なはずで理由にならないし(合意解除かは判断を控える)、組合員を宿泊させることが「過度の負担を求められる場合」とも思えないので、理由にならない)。

最後に、上記YOMIURI ONLINEによると、西武側は、「この日の会見で先月末以降、メールや書面で約270件の批判が寄せられていることを明らかにし、後藤社長は「ホームページに我々の考えを掲載しているが、十分理解されていないと感じた」と、批判の高まりを懸念している様子も見せた」そうだ。グランドプリンスホテル新高輪http://www.princehotels.co.jp/newtakanawa/
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