北京オリンピックが近づいているが、マラソンランナーが出場を取りやめたり、ボイコットを進める世論が各国で喧しかったり、聖火リレーの妨害行為が起こったりしている。
それらは、身から出た錆という側面がある。大気汚染だったり（日本は、人のことは言えないはずだが。東京五輪のときより、人々の問題意識が高くなったことが大きいのだろう）、チベットにおける武力の鎮圧だったりが、上記の原因だと思うから。
それにしても、サッカーのワールドカップなどで、こんな騒ぎを聞いたことがない。開催国に問題がなかったということなのだろうか。
それもあるかもしれないが、やはり、それだけオリンピックが重いイベントだということだろう。古代ギリシアからの伝統、ハンディキャップの方のイベント（パラリンピック）や文化的なイベント（詳細は知らないが、聞いたことがある）があることなど、人類にとって、サッカーのワールドカップとは比べられないほどのスケールなのだろう（注目度はサッカーの方が高いと聞いているが）。
とにかく、中国の改善と、北京オリンピックの無事終了が望まれよう。
