清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

本日の 読売新聞 面白い

今日の読売新聞は、わりと満足のいく出来だった。私が面白いと思ったところを取り上げてみたい。

1.1面「日本の知力」第3部 大学で考える7 授業はすべて英語

国際教養大学秋田県)の授業はすべて英語なのだそうだ。たしかに、ますます英語力が必要なので、このような教育には一理ある。

ところで、4月23日放送のNHK総合びっくり法律旅行社」によると、フランスでは、教育はフランス語で行わなければならないという趣旨の法律があるという。知へのアクセスを担保する意味では、これも一理ある。

やはり、母国語をベースとしつつ、適時英語を取り入れるのが最善だといえよう。もっとも、国際教養大学は私学であり、個性的な教育がなされているところは評価できる。

2.文化面15頁(仙台では今日載った。本社のあるところ(札幌、東京、名古屋、大阪、福岡)ではたぶん別の日に載っているのだろう)山崎正和「財政難 文化削る疲弊 大阪の品格を問う」

財政難だと、教育、福祉、医療、文化など、人々の生活を向上させるが、金にならない分野が削られる傾向にあるが、それを憂えたもの(特に、大阪府滋賀県の文化的施設の放出について)。道路や治安にお金を使うことも大事だが、文化なども大事。だけど金がない。増税も難しい。なかなかうまくいかないものだ。反自由民主党的な頼れる政党や政治家がいない日本の悲劇の一端なのだろう。

3.番組欄20頁「モニター 脚本の重要性 日本も学んで」

この記事の執筆者は、「「キャストありきでドラマを作るのは、日本ぐらい」ということばを何回も耳にした」そうだ。他国のドラマも日本のドラマも観ていないので判断できないが、日本に限った絶対的評価では、私もそう思う。たとえば、明日、日本テレビ系で午後10時に放送される「ホカベン」。主役は上戸彩さん。彼女はたしか1985年生まれで、今年の誕生日で23歳。こんなに若くして弁護士になるのは、現在の日本ではほぼ不可能だ(法科大学院時代になれば、なおさら)。よほど演技力がないと、苦しいだろう。それはさておき、なぜ上戸さんなのだろう。最低でも25歳ぐらいの人を使えばいいのに。もしかしたら、オスカープロモーションの営業の勝利(これが、「キャストありき」ということの意味だと思う)だろうか。テレビ朝日で放送された松本清張原作のドラマも主役は全部米倉涼子さんだったし。