女子バレーボールのオリンピック世界最終予選が終わった。今日の読売新聞朝刊によると、順位は、1位ポーランド(6勝1敗)、2位セルビア(6勝1敗)、3位日本(6勝1敗)、4位ドミニカ共和国(4勝3敗)、5位カザフスタン(2勝5敗)、6位韓国(2勝5敗)、7位タイ(1勝6敗)、8位プエルトリコ(1勝6敗)(なお、同星の場合は、Vリーグとは異なり、得点率が優先する(Vリーグはセット率))。
ところで、この世界最終予選におけるオリンピック出場国の条件は、
∥膕颪虜脳絨魅繊璽
△修譴鮟釮アジア圏の第1位チーム
上記2チームを除くほかの上位2チーム
のはずだった。となると、,妊檗璽薀鵐鼻↓△覇鐱棔淵▲献圏は他にカザフスタン、韓国、タイ)、でセルビアとドミニカ共和国が出場となる。
ところが、最終日の25日に、FIVBは、以下のように決定方法を変更したという。
大会の上位3チーム
◆上記を除くアジアの最上位チーム
となると、 でポーランド、セルビア、日本、◆でカザフスタンが出場となった。
決定方式の変更が実際いつだったかわからない。地域性の考慮も変更の原因の一つなのだろう。しかし、これでは、努力して相対的に好成績を収めたドミニカ共和国には酷だろう。
開始前と決定方式が異なることがもしあったとすれば、公平ではないので、お話にならない。
メリットを享受しているので書きにくいが、ついでに書くと、バレーボール界には、オリンピック、世界選手権、ワールドカップ(兼五輪予選)が三大大会だと聞くが、ワールドカップは9回連続で日本、次の世界選手権の女子の日本開催が決定している(いつだか忘れたが、日本経済新聞に書いてあった)、など、日本開催の国際試合がやたらに多い。それだけ日本においてバレーボールが人気があるのは良いことだし、世界のトップのプレーを見る機会が多いのもいいことだ(ついでに書くと、Vリーグのプロ化、外国人枠の見直しで、世界のトップ選手を集められないものだろうか)。しかし、バレーボール界の前近代性を感じる。他国でもオリンピック以外の国際大会が行なわれるように期待したい。