清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

平沼さんの 議連活動 注意かな

2008年5月29日読売新聞朝刊政治面4頁(仙台では)『永田町フィールドノート』によると、平沼赳夫経済産業大臣の議連活動が活発だという。

これが日本にとっていいことかは、疑問に思った。以下、私の疑問を記す。

1.「国語を考える国会議員懇談会」の会長に就任したが、その設立総会において、「われわれの国では、言葉のことを言霊といって、先祖代々大切にしてきた。不幸にも占領政策があり、国語が大変乱れている。しっかりとした国語を取り戻す運動を展開したい」と述べたという。

まず、「先祖代々大切にした」とのことだが、本当に言葉が変わらなかったのだろうか。どう考えても、時代とともに言葉が変わるほうが現実だと思うが(どこの国でも、現代人が古典文学を読むのは難しいはずだが。シェイクスピアを現代イギリス人が読むのが難しいように)。

また、「国語が大変乱れている」のは、「占領政策」が原因か。一因だろうが、標準語化など、いろいろ考えられるのではないか。

2.「「君が代」の歌詞に歴史的仮名遣いを用いること」も求めているようだが(国旗及び国歌に関する法律別記第2参照)、歌えればいいわけで、あまり意味のある提言ではない。

あまり意味のあるとは思えないことにこだわる前に、拉致被害者が帰ってくるための知恵(拉致議連の会長さんでもある)を絞るのが先だろう。