北海道新聞「札幌市など立ち入り検査 談合の疑いで公取委 下水道設備発注」（http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/98034.html）
によると、「札幌市などが発注した下水道の電気設備工事をめぐり、談合を繰り返していた疑いが強まったとして、公正取引委員会は十日、独禁法違反（不当な取引制限）の疑いで、札幌市役所と、大手電機メーカーの三菱電機、東芝、日立製作所（いずれも東京）など九社の道内支社などを立ち入り検査した。札幌市が談合に関与していた疑いも出ている」という。
もし本当ならば、札幌市民を馬鹿にした話で、とんでもないことである。
ところで、上記サイトから引用した大手電機メーカーは、ＪＢＬ（日本バスケットボールリーグ）に所属している。札幌といえば、レラカムイ北海道。このような事件はＪＢＬのイメージダウンにならないのだろうか（ならないことを祈るし、たぶんならないだろう）。
ところで、以前、三菱自動車で大規模なリコール騒ぎがあった。あまりにも騒ぎが大きかったためか、三菱自動車の野球チームが活動を休止したことがある。一方、三菱自動車がユニフォームに広告を出していたサッカーＪリーグ・浦和レッドダイヤモンズには、何の影響もなかった。
三菱自動車の事例からすると、実業団で仕事をしながらプレーするのでなければ、チーム名に企業色を前面に出すことはリスクが大きいと思う。一方、地域密着色を前面に出せば、このようなリスクは少ないだろう（スポンサー探しは大変だが、不祥事を起こした企業に変えてもらえるようにすればよいし、地域に不祥事があっても、企業ほどのイメージダウンが想像できないから）。
となると、ＪＢＬは、チーム名を地域色を前面に出したものに変えるのも一案だと思うが、宣伝効果もあるので、難しいか。
