清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

目標を 定めなければ わからない

YOMIURI ONLINE「教育費、数値目標見送り…文科省「完敗」」(http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20080628-OYT8T00339.htm
によると、「政府は27日、今後5年間の教育政策の財政目標を定める「教育振興基本計画」について、文部科学省の原案にあった10年後の教育投資額や教職員定数の具体的な数値目標の明記を見送ることを決めた」という。

実は、教育基本法改正のとき、この「教育振興基本計画」(教育基本法第17条)のことはよくわかっていなかった。今でも、国の介入を招くというデメリットはあると思う。

さて本題。目標を定める場合、数値目標すらないのは、目標とは言わないと思うのだが。大多数の民間人ならば、賛同してくださるだろう。

ところで、気になるのは、上記サイトの見出しにもあるように「文部省「完敗」」のところ。

日本社会発展のために、教育が大事でないと財務省は本当に思っているのだろうか。

教員増員も大事、授業料無料も大事、校舎の耐震構造も大事、と、教育の課題はざっとこれだけある。財務省に入省する人はこの程度がわかっていないほどバカではあるまい。

教育の絶対視もまた極端だ(一回の試験で学力低下を騒ぐが如し)。しかし、個々人のよりよい生活のためには、能力(経済状況ではなく)に応じた教育環境の整備は必須である。それを、特に財務省の官僚には考えてほしい。