清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

日本より ロシアの方が 上なのか?

たまたま、週刊東洋経済2008年7月19日号の、佐藤優さんのコラムを読んだ。題名は、『世論は活字媒体によって作られる』。

そこで印象に残ったのは、以下のような内容である。

すなわち、テレビは、大衆が見るので、批判をする必要はなく、情緒に訴えればいいのに対し、新聞は、エリートが読むので、権力に対する批判はガス抜きになるので、政府は圧力をかけないとのことで、ロシアの代表的新聞は、よく読めば権力に対する批判が書かれているという。

ロシアの新聞は読んだことがなく、批判の資格がないので、佐藤さんの見解を正しいとして以下の記述を進めると、それなら、日本の新聞は、役割を果たしていないということなのか。

私がたまに読むと、日本経済新聞と読売新聞には、あまり権力批判が見られないように感じた。かろうじて朝日新聞だけは権力批判が多そうだが、その評判はあまりよくない(朝日は、(読売や日経とは異なり)国家に批判的だからよくないという文章を読んだ記憶がある)。好みの問題もあろうが、権力批判が新聞の役割とすれば(これが正しいかについては結論留保)、日本の新聞はロシア以下なのかもしれない(そんなことあるのかなぁ)。