素粒子の「死に神」問題と関係ありそうな記事・見出しを、今日の読売新聞朝刊から2つ。
1.2008年7月26日読売新聞朝刊4頁 『永田町フィールドノート 「死に神は辞任します」』
これによると、鳩山邦夫法務大臣は、「『サイバンインコ』は、私が法相を辞めましても留任します。『死に神』は辞任します。あはは」(上記記事から引用)と言ったそうだ。
私個人としては、おそらく鳩山さんは留任すると思うが(世論の支持がないという状況を見出せないため)、それはさておき、この発言は、軽率と取られるかもしれない。というのは、全国犯罪被害者の会(通称「あすの会」)が、この件につき今日も戦っているからである(【朝日新聞社へ更なる誠実な対応を要望した】(http://www.navs.jp/2008_7_23.html)
)。
被害者の方には大変申し訳ないが、この記事を見た限りでは、鳩山さんの対応を私は咎める気にはなれない(ジョークに昇華していると思うから)。
2.これは、関係ないかもしれないが、あえて取り上げる。
ワック出版の「WiLL」9月超特大号によると、『朝日と中国は絶対に謝らない!』とのこと。
記事を見ないで語るのはアンフェアであることを承知で見出しについて語ると、謝らないのは、どこの言論機関も同じではないか。
週刊新潮は、滋賀県の某市長の名誉を毀損したと判断されたが、謝罪したのだろうか。
私も、何回か、「この記事おかしいのではないか」と言ったことがあるが、謝罪の言葉を聞いたことはない(もちろん、直接名指しされたわけではないので、謝罪の必要はないのだが)。
言論機関で謝罪するのは、2000年当時の毎日新聞ぐらいではないか(間違ってよく訂正記事が載っていた)。
何が言いたいのかというと、言論機関はそんなに簡単に謝らないのは、どこも同じではないのか?ということである。すべての記事に目を通していない段階でこういうのはアンフェアだが、私の心証では、こう書かざるを得ない。