昨日は終戦記念日。そのせいか、反戦、厭戦の内容の報道が多かったように思う。
私も、反戦、厭戦である。しかし、それだけでいいのか。
そもそも日本は、戦後63年、戦争に全然無関係だったのだろうか。大多数の方は企業に勤めているだろうが、その企業は、戦争に全く協力しなかったと自信を持って言えるのか。戦争のおかげで飯を喰ったことはないと自信を持って言えるのか。
大まかに言えば、働くということは、何らかの形で戦争に協力することがあるということなのではないか。このことを忘れて反戦、厭戦と言っても、説得力がないのではないか(と言っても、当ブログでは、どのくらい参加したかを示していないので、説得力がないとい言われても仕方がないが)。
ところで、戦争はたぶんなくならないが(それで利益を得る人がいる限りは)、なくなることがあるとすれば、全人類が戦争の悲惨さを骨の髄まで理解するか(期待はできない)、戦争をすることが損であるという状況ができた時だろう。