YOMIURI ONLINE「「オーマイ」ニュースに幕 商品報告などに衣替え」(http://www.yomiuri.co.jp/net/feature/20080829nt04.htm)
によると、「インターネット新聞「オーマイニュース」が、8月いっぱいでニュースサイトとしての看板を下ろすことにな」り、「新商品やサービスの体験報告など」が満載の新サイトを立ち上げるという。
私もオーマイニュースはたまに閲覧するが、私のブログより若干レベルが高い程度で、既存報道機関のサイトより行きたいとは思わなかったので、リニューアルもやむを得ないだろう。
以下においては、上記YOMIURI ONLINEを引用しつつ、市民記者のニュースについて、私見を披露したい。
「ブログとの競合などもあり、ビジネスとして軌道に乗せるには道のりは遠い」→そりゃそうだろうな。なんといっても世界一のブログ大国だし、「オーマイ」の内容もブログレヴェルのが結構あったしな(具体例はあげない)。
「記事1本につき300円の報酬を払い」→そうか。市民記者になればよかったか、小遣い稼ぎのために。
「最近ではグルジア紛争に絡みグルジア人にメールでインタビューした記事などが掲載」→これがそうかはわからないが、既存報道機関とは別の視点が出せなければ、苦しいだろう(9.11前後のアメリカのブログジャーナリズムみたいに)。
「自分の意見をニュースと誤解している人も多かった」→「オーマイ」を見た限りではそういうのもあった。これでは、ブログレヴェルである。
ブログもそうだが、いかに既存の報道とは別の視点が出せるかがニュース系のページでは大事だろう。ましてや、「オーマイ」などは、自分で取材し、事実を書かなければいけないのだから、ブログより大変である。それでも、良質な市民記者が執筆するサイトが隆盛すれば、国民の利益になるはずだから、今後を期待したい。